最終更新日: 2023/01/27
クワイエットゾーンとは?
バーコードシンボルの左右にある余白部分で「マージン」とも呼ばれます。
バーコードを読み取る際に必要なバーコードの左右の空白部分で、 クワイエットゾーンの中に別の絵などが入る、もしくは十分な余白がなければ、読みづらい、もしくは読めなくなります。
JANコードの場合
一般的なバーコードであるJANコードの場合はきっちりと決まっています。
モジュール幅に対して左×11倍以上、右7倍以上となっており、必要なクワイエットゾーンは左右非対称で、左の方が開いている必要があります。
JAN 倍率100%の場合
- モジュール幅 0.33mm
- クワイエットゾーン左(0.33×11 以上)3.63mm 以上
- 右(0.33×7 以上)2.31mm以上
JAN 倍率80%の場合- モジュール幅 0.264mm
- クワイエットゾーン左(0.264×11 以上)2.9mm 以上
- 右(0.264×7 以上)1.85mm以上
NW-7やCODE39の場合
管理などで使われるバーコードであるNW-7やCODE39やCODE128は
最低2.54mm以上、かつ最も細いバーの幅の10倍以上の
スペースとされています。
なお、必要なクワイエットゾーンは左右対称です。
NW7 細エレメント0.254 の場合- クワイエットゾーン0.254×10=2.54mm以上
CODE39 細エレメント0.3の場合
QRコードの場合
モジュールサイズ0.33~0.5セルについて
0.5だと一片0.5×4=2mm、同じように0.33だと一片1.32mmが推奨のクワイエットゾーンになります。
なおJANコードのような規定はありません。